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個人がエコカー補助金のような国庫補助金などの交付を受けた場合には、確定申告書に明細書を添付することで、総収入金額に算入しないという規定があります。

医療費控除や1年目の住宅取得控除などを受けないために年末調整だけで所得税の計算が完了するサラリーマンなどの場合には、確定申告の必要がないために上記の明細書を添付することができませんので、上記の規定が受けられず補助金額が総収入金額に含まれることになります。
しかしこの補助金収入は所得税の一時所得に該当するため、50万円の特別控除額以下であれば一時所得は生じないので、会社などでいつものように年末調整をするだけで大丈夫です。

ただし、保険金の満期など他に一時所得に該当する収入があって、一時所得の収入金額の合計が50万円を超える場合には、課税の対象となりますので注意が必要です。

また個人事業者がエコカー補助金制度の対象となる営業用車を購入した場合には、その補助金額を控除した金額がその車の取得金額となり、その取得金額が減価償却の計算の基礎となりますから、間違えないようにしてください。

車検を取りました

車検を取りました。3年間の走行距離は16,000km。もっと乗らないとバッテリーが心配だとディーラーに注意されてしまいました。
住宅ローンの残高から計算された住宅ローン控除可能額が所得税額を超えた場合には、昨年までは年末調整の後で、各人がお住いの市区町村に住民税の申告書を提出すると控除しきれなかった分を住民税から控除することができました。

今年は年末調整の際に、平成21年分の給与所得の源泉徴収票(及び給与支払報告書)に次の内容を記入することで、住民税の申告書を提出しないで控除を受けることができるようになりました。

 1.所得税で控除される住宅ローン控除額(住宅借入金等特別控除の額の欄)
 2.居住開始日(摘要欄の居住開始日の欄)
 3.控除可能額(摘要欄の住宅借入金等特別控除可能額の欄)

そのために今年の年末調整用の源泉徴収票は「居住開始年月日」の欄があるものに書式が変更されています。

平成21年分 給与所得の源泉徴収票
昨晩自宅へ帰ると年末調整関係の書類が届いていました。

年末調整等説明会案内状及び納付書等在中

今年の戸塚税務署管轄の説明会の日程は次の通りです。

 11月6日(金)  泉公会堂
 11月10日(火) 栄公会堂
 11月11日(水) 戸塚公会堂
 ※ 時間はいずれも午後1時半から午後4時まで

既に生命保険料控除の証明書など、年末調整に必要な書類が届き始めているかと思いますので、無くさないように保管ください。
今年ももう年末(調整)。1年がどんどん早くなっていくような気がします。
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