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November 2009 の投稿一覧です。
週末に書店で見かけて気になり、買い求めた本があります。
第5刷 会社分割 後藤孝典著 かんき出版

はじめににも書いてありますように、会社分割は民法、会社法、税法などの多岐に跨ったとても高度な知識が求められますので、安易に手を出すことは危険ですし、この本の内容をすべて理解することは大変です。
それでもこんな考え方や方法もあるのかなどの新たな発見や、現状の会社法や債権者(主に金融機関)との付き合い方に対する提案などもあり、中小企業の経営者の方々が読まれても勉強になることは多いと思います。

ちょうど関与先様から似たようなの相談を受けたので、昨晩慌てて読み始めた。最初は少し眠くなりましたけれども、途中からは非常に興味深く一気に読み終えてしまいました。
数種類の株式の使い分けや社債の発行など、ある程度の規模がある会社でなければなかなか現実的ではない部分もありますが、資金調達の方法や商号の続用・分割の可否など日常業務の中に活かせるヒントもたくさんもらいました。



「債務者の主導で返済計画が作れる!」「社長・税理士・会計士のための作戦バイブル!」などのコピーもあながち大げさでは無いと思いますので、資金繰りなどで経営に行き詰まりを感じてる経営者は流し読みでもされてみるのはいかがでしょうか?
いつもお世話になっております横浜商工会議所戸塚支部が共催で、次のセミナーが開かれます。

 題名:不況に負けない経営力をつける-上手な資金の作り方-
 日時:平成21年12月8日(火) 13時半受付開始、14時から16時まで
 対象者:中小企業の経営者、財務担当者
 場所:戸塚法人会館1階会議室B
 定員:25名(申込先着順)
 受講料:無料(教材費込み)
 講師:経営士 石黒不二夫
 主催:社団法人日本経営士会、中小企業基盤整備機構
 申込先:横浜商工会議所戸塚支部 電話:045(864)5200
 ※ 会員非会員どなたでも参加できます

企業の存続に必要な資金作りをできるだけ自社の力で行えることを目的として、財務諸表の見方や作成の仕方などと共に、経営力を高めるポイントなどの解説があります。
中小企業基盤整備機構作成のテキストと参考資料としての副読本などを使い、会計知識がない方でもわかりやすい内容になっているようです。

貸し渋り貸しはがしなどが言われている中、モラトリアム(返済猶予法案)が強行採決で昨晩衆議院を通過しましたが、まだまだ中小企業の経営者には厳しい年の瀬が近づいてきております。
無担保無保証人で融資額1500万円以内と一番身近なマル経融資は、現状利率が年1.95%です。

関与税理士が商工会議所をご紹介をしますので、そこで面接の後、日本政策金融公庫(旧国金)へ更にご紹介するというシステムがあり、初めてでも安心をして借入れの手続きを進めることができます。
初めての場合は借入れ実行まで1ヶ月ほど掛かりますので、年越し資金が必要であれば、時間に余裕を見てそろそろ相談や申込みをご検討ください。

マル経融資
今日は一の酉です。

朝から決算打合せに世田谷の関与先様に訪問しておりました。
そちらのご近所に大鳥神社があると伺っていたので、例年は横浜橋の金刀比羅大鷲神社にお参りに行くのですが、今年は代田橋大鳥神社にお参りして熊手を買ってきました。

去年購入して1年間お世話になった金刀比羅大鷲神社の熊手。
金刀比羅大鷲神社の熊手

今日購入してこれから1年間お世話になるった代田橋大鳥神社の熊手。
代田橋大鳥神社の熊手

中小企業のみなさまが商売繁盛となりますように。