国税を納付する場合には、いろいろな種類の税目がありますから、その税目に合った納付書で納めなければなりません。
さらに振込ミスなどを防ぐ目的で納付先の税務署名が印刷されておりますので、基本的にはその税務署へ行って(若しくは返信用封筒を送付して)必要な納付書を取得する必要があります。

京橋税務署には国税庁所轄の全税務署の納付書が置いてあるのを見たことがありますけれども、他の税務署では自分のところ以外の納付書は置いていないようですから、いくら近くても納付目的の税務署以外では入手することはできずに、かなり不便な制度です。

これが県や市区長村の地方自治体になりますと、少し融通が利くようです。
例えば神奈川県税事務所では、県税事務所名の入っていない万能な納付書をいただいたことがありますし、インターネットでダウンロードをして、自分の手元でA4白紙に印刷して納付書を作成することができるサービスを行っている自治体もあります。

 ・ 神奈川県税事務所

 ・ 横浜市役所

それぞれのURLをご覧になっていただくとおわかりになりますように、神奈川県内の自治体で同じシステムを共有しているようです。

利用するにはエクセル本体を持っていることが前提になりますが、必要事項を入力すると別シートに印刷用の書式ができあがるために、手書きをする必要も無くて便利です。

神奈川県税事務所の納付書

残念なことに鎌倉市役所への法人市民税の納付書は、まだこのシステムでダウンロードをすることができないようですので、決算などで送付される場合以外で納付書が必要なときには、市役所まで取りに行かなければなりません。