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June 2012 の投稿一覧です。
お世話になっております「ガイアート・コレクション」から、沖縄県立芸術大学の仲本先生の作品第2弾が届きました。

メルカトル・パノラマ

メルカトル・パノラマ」。
風景を数十分割してパノラマ風に撮影をして、それらを組み合わせたものとのことだそうですけれども、目が回るような、万華鏡のような感じもしますが、アートに疎い私には何と説明をすれば良いのか、作り方を教えていただいてもさっぱりわかりませんでした。

ただ元の風景とはまったく異なるものを想像されるところが、どことなく魅力的で、しかも版が大きいために手に取るとついつい時間が経つのも忘れて、細部まで見入ってしまう不思議な作品です。

一昨年初冬に出版された「栄町 - ポラントリュイ肖像写真集」は、那覇の栄町とスイス・ポラントリュイの人々を見開きページに並べて収録した作品で、こちらは私にもとてもわかりやすいです。
写っている人たちの表情がみんなやわらかなのは、写す人の人柄にもよるのでしょう。

写真は本当に奥が深いと2冊を見比べながら、改めて思いました。
私が撮るといつまでたってもスナップ写真の域を超えませんが、写真集だとか個展だとか言わないまでも、もう少し上達して恥ずかしくなく人様に見ていただけるような作品を撮れるようになりたいものです。
毎度のことではありますけれども、またもやAmazonのおすすめの誘惑に負けてしまいました。
見始めてしまうと歯止めが利かずに、今回は次の3冊を買ってしまいました。

落語本3冊

 ・雨ン中、らくだ 立川志らく
 ・全身落語読本 立川志らく著
 ・志ん朝の風流入門

最初の2冊は新作をやらず古典落語だけで勝負をする志らくが、落語や師匠談志や古典落語についての思いをまとめたものです。

最後の1冊は大好きな志ん生の次男で、残念ながら生で聞いたことは無いのですけれども、若い頃は真面目で上手い感じだったそうですが、円熟期のCDなどを聞くと志ん生のようにフラが出ていて、あの談志にして「 金を払って聞く価値のあるのは志ん朝だけ」と言わせるだけのことはあります。

あぁぁ、寄席へ生の落語を聞きに行きたい…。