過去の投稿

March 2012 の投稿一覧です。
今月末に中国へ出向する知人の私的な送別会を、大船駅東口そばの観音食堂で行いました。
ここは平日の昼間からでも呑んでいる人が居る、魚屋さんが経営する幸せな店です。

美味い肴でも食べながら2段重ねで注がれる天狗舞旨醇を呑もうと言うことだったのですが、いつものようにテーブル席について壁のメニューを眺めると一番下に「ぎんぽうの天ぷら」と書かれていました。

おいしい!@観音食堂

お好きな人にはたまらない知る人ぞ知る天ぷらのタネなのですが、何しろ入荷量が少なくてなかなかお目に掛かる機会が無いというシロモノです。

天ぷら好きの私は真っ先に注文しました。
実は昨年もたまたま観音食堂のメニューで見かけたのですけれども、生憎そのときは売り切れでしたから、2年ぶりの味です。

刺身は、サヨリとヒラマサそしてカツオです。
呑み助の2人が珍しく2杯ずつ呑んだだけで店を出たのには、我ながら驚きました。
(もちろんその後長い夜があったのですが…)
お陰様で今年の確定申告も、これから飛び込みがなければ最後の1件と、何とか終わりが見えて来ました。

そんなとき謀ったかのように薩摩宝山(白麹仕込)と赤の紅薩摩宝山が揃いましたので、打上げにはまだ早いのですけれども、ちょっとだけ舐めて飲み比べてみました。

薩摩宝山の白と赤

白の原料は黄金千貫、赤の原料は綾紫です。本当はこの他に黒麹仕込の黒もあるのですが、今回は揃いませんでした。
いずれも気合度数はもちろん120%!

味覚の鈍い私ですが、黒の方が香りも味もしっかりしていて、赤の方が軽やか、なように感じました。

この他に宝山には特蒸宝山シリーズという高級品が10種以上ありますが、自分で全種類揃えるのは場所も財布も大変です。

宮古に行くといつもお世話になる、いやこの店でおいしいものを食べたいために宮古に行く、真神には確かこれら全種類が揃っていたハズですので、次回はボスに頼んで同時に少しずつ飲み比べやらせてもらおうと思います。