今日で阪神淡路大震災から17年が経ちました。

普段は寝ている時に地震で起きることは無いのですが、このときに大船が揺れたのかすら覚えていない割には、しっかり目が覚めた記憶があります。
そしてその後テレビから流れる現地の光景、特に阪神高速道路の倒壊の映像は衝撃でした。

翌年夏には神戸へ行く機会があり、稽古の後で現地の合気道仲間から、しばらくして稽古を再開したところ、稽古中に近所のビルが崩れてみんなで慌てて助けに行ったというような、被災時の生々しい話もたくさん聞きました。

仲間の一人は自宅のマンションが崩れて避難生活をしていた時に、毎朝水がコップに1杯だけ支給されたそうで、いつもその1杯の水でどうやって顔を洗って歯を磨こうか考えていたという話は、今でもとても良く覚えています。

現地では本当に大変だったと思いますけれども、それでも驚くほどに早くに復旧していく様子には、この国の底力を感じたものでした。

Kobe in 2009(HDR)

この震災がきっかけになって、地球に負担を掛けないで自分の身の丈に合った生活をしようと、プチなエコロジストを意識するようになりました。

毎年1月17日午前5時46分には、6434名の、そしてここに含まれていないその他大勢の犠牲者に祈らせていただいております。合掌。